注
- シンセサイザー(synthesizer)とはむりやり和訳すると電子音合成装置。電子回路によって音を制御・合成する楽器である。
- Kraftwerk(1970-)。ドイツのテクノのバンド。テクノという音楽スタイルを作り出した。代表作は「Trans-Europe Express」
- 細野晴臣。元YMOのリーダー。アメリカン・ミュージック、エキゾティックサウンド、アンビエントと幅広いフィールドで活躍するカリスマ的なミュージシャン。代表作はエキゾティック三部作やモナド観光音楽シリーズなど。
- 「STUDIO VOICE」Vol.204 DECEMBER 1992,INFAS,1992,p.32
- Yellow Magic Orchestra(1978-1983)。日本におけるテクノのオリジネイター。その先進的な音楽性は世界的にも評価が高かった。代表作は「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」「BGM」
- 「銀星倶楽部11テクノポップ」ペヨトル工房,1989,p.10
- 「STUDIO VOICE」Vol.204 DECEMBER 1992,INFAS,1992,p.32
- 椹木野衣「テクノデリック 鏡でいっぱいの世界」集英社,1996
- 「テクノデリック」とはもともとはイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)が発表したアルバム名。「テクノロジー」と「サイケデリック」を掛け合わせて作られた合成語。
- 椹木野衣「テクノデリック 鏡でいっぱいの世界」集英社,1996,p.127
- 佐久間秀夫「テクノ・ディスク・ガイド」リブロポート,1967
- 「STUDIO VOICE」Vol.235 JULY 1995,INFAS,1992
- 「銀星倶楽部11テクノポップ」ペヨトル工房,1989
- 初期テクノと現在の第二次テクノの間には断絶があり(808ステイトはリミックスを頼まれるまでYMOを聴いたことがなかった)、復活という言葉には語弊があるという意見もある。
- 「このCDを聴け!」宝島社,1997
- シーケンスデータや音色データを入力すること。プログラミングやマニピューレーションとも言う。
- ノーバート・ウィナー「サイバネティックス」(池原、彌永、室賀、戸田訳),岩波書店
- 「銀星倶楽部11テクノポップ」ペヨトル工房,1989,p.6
- 「銀星倶楽部11テクノポップ」ペヨトル工房,1989,p.13
- 「銀星倶楽部11テクノポップ」ペヨトル工房,1989,p.54
- DEVO(1976-)。アメリカのテクノのバンド。全員同じ髪型で、同じユニホームの彼らはテクノのイメージを決定づけた。代表作は「Q: Are We Not Man? A: We Are Devo!」
- YMOは、1980年代の驚異的な視聴率を稼いだフジテレビ「おれたちひょうきん族」や、マンザイブームを生んだ「ザ・MANZAI」などといったお笑い番組に出演していた。「ザ・MANZAI」では「トリオ・ザ・テクノ」という名前の漫才トリオとしても出演した。
- Emulator。E-mu社が出した初期サンプラーの代表機。8ビット・サウンドで、フィルターなし。またE-muはファクトリー・サウンド・ライブラリーの先駆者でもある。
- ローズマリー・ゴールドバーグ「パフォーマンス」中原祐介訳
- クラフトワークのブレイン的存在だったヴォルフガング・フルーアはクラフトワークを脱退後、ソロ・プロジェクト「YAMO」にて活動中。ファースト・アルバム「Time Pie」にはマウス・オン・マース、ドナ・レジーナが参加。
- 映画といっても映画館ではなく全国各地のホールで一日だけ上映される、フィルム・コンサートの形式がとられた。
- マーシャル・マクルーハン「メディア論」,みすず書房
- 坂本龍一はYMO散開後、未来派へ傾倒し「未来派野郎」というアルバムを作った。
- 「銀星倶楽部11テクノポップ」ペヨトル工房,1989,p.7
- フリッチョフ・カプラ「タオ自然学」(田中三彦、吉福伸逸訳),1975,p.17
- 椹木野衣「テクノデリック 鏡でいっぱいの世界」集英社,1996,p.89
- Martin Denny(1910-)。エキゾティック・サウンドの創始者。最近のラウンジ、モンドの動きの中で再評価されている。代表作は「クワイエット・ヴィレッジ」
- 「STUDIO VOICE」Vol.204 DECEMBER 1992,INFAS,1992,p.32
- 戸田誠司(1958-)。日本の代表的なエレポップ・ユニットであるフェアチャイルドのリーダーとして活躍後、ソロ活動に専念。代表作はソロアルバムでは「Hello World:)」、フェアチャイルドでは「YOURS」
- Brian Eno。もとロキシー・ミュージックのメンバー。テープのコラージュからアンビエント・ミュージックへ行き着く。思想派ミュージシャン。
- 「銀星倶楽部11テクノポップ」ペヨトル工房,1989,p.117
- 「STUDIO VOICE」 Vol.235 JULY 1995,INFAS,1995,p.23
- YMOは自らの解散のことを「散開」と称した。YMOの終焉は新しい始まりであったのである。
- 一人バンドの発想自体はトッド・ラングレンなどによりかなり以前から行われていたが、その形式が一般化したのはこのころから。
- silicone。珪素に炭素・水素・酸素などを結合させてつくる有機珪素化合物の重合体の総称。トランジスタやダイオードの半導体材料。トランジスタ、ICのほか、大電力用整流器、太陽電池などに広く利用されている。
- Mute Records。初期テクノ、エレポップにおいて重要な働きをしたイギリスのレーベル。デペッシュ・モード、イレイジャーなどが在籍。
- Thomas Dolby(1958-)。イギリスのマルチメディア系ミュージシャン。MTV世代ミュージシャンの先駆者的存在。現在は「ヘッドスペース」というベンチャー企業のCEO。代表作は「THE FLAT EARTH (地平球)」
- 「Keyboard Magazine」1995 Jun.,リットーミュージック,1995
- Howard Jones(1956-)。第二次ブリティッシュ・イノベーションのとき活躍したイギリスのエレポップ系のミュージシャン。代表作は「Human's Lib(かくれんぼ)」
- Orchestral Manoeuvres in The Dark。イギリスのエレポップのユニット。「エノラゲイの悲劇」というヒット曲で知られる。代表作は「Organization」
- Tears for Fears。イギリスの第二次ブリティッシュ・イノベーションのころのイギリスのユニット。巧みな曲作りとポップな音が特徴。代表作は「Songs from The Bog Chair」
- Petshop Boys(1981-)。イギリスのエレポップのユニット。巧みな戦略で現在も活動を続ける。代表作は「ウエスト・エンド・ガールズ」
- Yazoo(1982-1983)。エレポップの職人ヴィンス・クラークとアリソン・モイエのユニット。代表作は「Upstaires at Eric's(オンリー・ユー)」
- Eurythmics(1981-)。第二次ブリテッシュ・イノベーションから登場し世界的なスターとなったイギリスのユニット。代表作は「スイート・ドリームス」
- Electric Light Orchestra(1972-)。メロディアスなポップを主体とするアメリカのグループ。ヒットしたアルバムは数多いが、エレポップの文脈で注目すべきは「Balance of Power」
- 「銀星倶楽部11テクノポップ」ペヨトル工房,1989,p.11
- 松武秀樹。MC-8を駆使してビートを支えたYMO第4のメンバー。日本シンセサイザー・プログラマー協会会長。
- 「Keyboard Magazine」1988 Oct.,リットーミュージック,1988,p.26
- 「ピコエンタテイメント Vol.1」ソニー・マガジンズ,1993,p.77
- 椹木野衣「テクノデリック 鏡でいっぱいの世界」集英社,1996,p.55
- Adamski。イギリスのブリープテクノのミュージシャン。当時は話題になったものの今では影も形もない。代表作は「Liveandirect」
- ADAMSKI「LIVENDIRECT」日本盤ライナーノーツ,MCA Records,p.4
- XTC(1978-)。イギリスを代表するロックバンド。そのエキセントリックなポップ性はマニアにあつく支持されている。代表作は「English Settlement」
- The Gentle People。イギリスのラウンジ系バンド。Pizzicato Fiveにも通じる屈折したポップ感覚が特徴。代表作は「Soundtrack for Living」
- 近田春夫&ビブラトーンズ(1981-1984)。その「時空を越えたニューウェイヴ」はいまだに新鮮。代表作は「Mid-night Pianist」
- http://www.liquidaudio.com/
- http://www.realaudio.com/
- ケンイシイ(1971-)。日本のテクノゴッド。日本における第二次テクノブームの起爆剤として作用した。代表作は「Jerry Tones」「Garden on The Palm」
- アルビン・トフラー「第三の波」(徳山修二郎監、修鈴木建次ほか訳),日本放送出版協会